洗浄剤・消毒薬・各種滅菌方法の正しい知識


内視鏡機器の洗浄

血液汚染された器具に高水準消毒薬を使用すると、グルタラールならば変性物質が強固に固着。フタラール・過酢酸ならゲル状に変性。中・低水準消毒でも同様に変性たんぱく質が残存します。

これら変性物質は、内視鏡機器のくもり、錆、作動不良、破損などの不具合に影響するため、留意が必要です。

洗浄剤の特性

洗浄器具の材質によって、使用できる洗浄剤は違います。

洗浄剤の種類 洗浄器具の材質
ステンレス アルミニウム ガラス プラスチック
アルカリ性洗浄剤 ×
中性洗浄剤
酸性洗浄剤 ×

複数の材質の組み合わさった内視鏡器具の洗浄剤としては、中性の界面活性剤入り酵素系洗浄剤がベストと言えます。

器材の消毒・滅菌方法

器材ごとの消毒・滅菌の仕方は違います。内視鏡器具を長く、最高の品質でお使いいただくためには、正しい消毒・滅菌の知識が必要です。

製品 高圧蒸気滅菌
(オートクレーブ)
プラズマ滅菌
(ステラッド滅菌)
EOG滅菌 薬液浸漬
硬性鏡 ○(注1)
軟性鏡(ファイバースコープ) ×
ライトケーブル
カメラヘッド △(注2)
鉗子/処置具 △(注3)
電極/操作用エレメント △(注3)
(注1) 製造年によって非適合品あり。AUTOCLVE表示の有無を確認
(注2) カメラヘッドの高圧蒸気滅菌は対応機種(表示あり)のみ可能
(注3) 電気接点部分は乾燥させてから使用すること

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